第１５回目は、最近公開された実写映画「寄生獣」について語りました。
私は原作漫画の大ファンであったため、期待と不安が混じり合った中、この映画を観てきました。やはり、４巻前後までの話しを、わずか９８分の映画にした事で、色々な場面がことごとくカットされており、ダイジェスト版を観ているようでした。
特に、原作からの変更点や気になった点を列記します。
・シンイチの父親が既に死んだ設定となっている（母子家庭状態）。
・両親が旅行に出かけ襲われるシーンが丸々ないため、シンイチが超人的な力を得て人間として強くなる重要な場面もない。
・人間（主に不良）に絡まれるドラマが一切描かれていない。特に、最初はいい様に不良にやられていたシンイチが、旅から帰り超人的な強さを身に付け、不良たちを凌駕するシーンも一切ない。
・不良たちが登場していない事から、もう一人の重要人物「加奈子」も登場しない。
・あごに寄生体が同居する「宇田さんとジョー」が登場しない
・最後の戦いは、シンイチの成長が実感できず、突然超人になって戦っているので滑稽にすら感じた。
色々と指摘が多い映画でした。やはり、原作ものを実写化するのは難しいんですかねぇ。
オープニング：Look_Into_The_Sky（作者：まーかーさん）
BGM：Morning（作者：しゃろうさん）
エンディング：Ready(作曲者AZUさん）
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